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本ページでは,名古屋大学 大学院 工学研究科 航空宇宙工学専攻 制御システム工学研究グループ Space Application Teamの研究について紹介します.
現在大部分が工事中ですがご容赦ください.


高効率運用を実現するための宇宙機自律化システムの提案

近年,開発期間が短く費用対効果が高いという特徴から超小型人工衛星の研究開発が国内外で活発化しています.しかし,小型・軽量であるため搭載可能なリソースが限られています. さらに現状では,宇宙機全体の安定運用を最優先し保有リソースに対し過剰な安全余裕を持つ保守的な機器運用を行う傾向もあり,これらがシステムの高度化を妨げています.
本研究では限られたリソースを最大限に活用可能にする自動化・自立化機能を実装し超小型人工衛星のシステム高度化を目指しています.
現在は特に衛星の電源管理に着目し,バッテリの状態推定と運用計画を組合せ,機上で自律的な判断を実現することによるミッション運用時間の最大化を検討しています.

バッテリ試験系
シミュレーション条件モデル

  • 高木・宮田・山口・原「低軌道周回型超小型人工衛星に特化した効率的運用手法の提案」,第18回宇宙科学シンポジウム,P-162 (2018)


熱的に安定なシステムの構築

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